いつだってCと。

頭の中を占める、いろんなことがらの『しまい場所』、もしくは『虫干しの場所』。 現在、ほとんどの回線がCLAYにつながっております…。

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NCAさんも以前ブログで紹介されてた「カイト・ランナー」という本。
内容も興味あったし、なによりClayが
「今まで読んだ中で最も面白かった本」って言ってたしで、
なんとなく読んでみようかなと。

で、アマゾンで注文しようと見てみると、「価格:¥3,580より」って。
20070925102114.jpg

は?定価¥1800じゃなかった?

つまり。現在絶版なんだそうです。
他の本屋のサイトで調べても、みんな「取り扱っていません」と。
もう俄然欲しくなってしまって、捜しまくり、なんとか安価のものを
ライブドアのサイトで見つけました。

で、ようやく届いた本を開き・・・・。
一晩で読み終えてしまいました。

すごい話でした。これ書いている今でも思い出すと鳥肌が立ちます。
なんでこれが絶版なの?NYタイムズベストセラーリストで、
64週もランクインした本だよ?
日本の出版事情って、おかしくない????

でも、スピルバーグ監督が映画化して、
アメリカでは11月2日から公開だそうですね。映画のCMはこちら。

kyte runner
じゃ、きっと日本でも公開されるでしょう。
それに合わせてきっと、文庫本化もされるでしょう。

みなさん、この本、お勧めですよ。
アフガンの政情や、民族の分裂など、血なまぐさい話もいっぱい出てきます。
でも、ソ連に侵攻される前に、そして内戦で破壊しつくされる前に、
どれほど素晴らしい文化や慣習を
アフガニスタンの人たちがもっていたか。
そして、彼らがどれほど勇敢で、高潔で、思慮深くて、教養の高い人々だったか。
この本を読むとわかります。
そしてそうしたものをいとも簡単に人は残酷に踏みにじり、侮蔑し、
台無しにしてしまうものか。ただ、国や、宗教が違うといっただけの理由で。

ほんとにやるせない話です。

この本はそうした大きな歴史的背景の中で生きてきた、
2人の少年を軸に語られています。
ひとりはお金持ちの少年。もう一人はその家の使用人の息子。
2人は同じ乳母の乳を飲み、兄弟のように育ちますが、
そこにはどうしても埋められない、厳然とした身分の差や人種・宗教の違いがあり、
そこに親子の愛情や、人間の残忍性などが加わって、
2人の人生を翻弄するのです。。

このカイト・ランナーというのは、アフガンの伝統行事の凧揚げで、
糸を切られて飛んで行った凧を追いかける人のことだそうです。 
凧合戦で一番最後に落ちた凧は名誉のトロフィーで、自慢のものになるため、
みんな必死で手に入れようとします。
使用人の息子ハッサンは群を抜いて優秀なカイト・ランナーでした。
主人の息子アミールのために、純粋な友情の気持ちから凧を追いかけます。
アミールに言われて、凧を求めて走り出したときに言ったハッサンの言葉。

「きみのためなら、千回でも!」

原文ではどんな言葉なんでしょうね。この言葉が彼の、
アミールに対する気持ちをすべてあらわしているようで。
2人がそれでも幸せだったころ、空から降ってきた凧を、
ハッサンが大きく手を広げて受け止めるところ。
映画ではこのシーンがぜひ見たいと思っています。

空港で撮られた写真のClayがちょうどこの本を持っていましたよね。
(うーん、写真がみつからなーい!!)
06年4月3日のブログに書いてありましたが、
Clayは飛行機の中で読みながら、
この本に向かってわめいてたとか(「隣に座った女性はきっと、
僕のことを頭のおかしなヤツだと思っただろうね」と言ってますね)

Clayがアフガニスタンに敬意を表し、ヒゲを伸ばす前のこと。
afgan4.jpg

ユニセフの親善大使として、アフガンに行くという話しもまだなかったかもしれない頃のこと。
afgan1.jpg


きっとこの本を読んだからこそClayは、
あの今なお危険なかの地にぜひ行ってみようと思ったんじゃないかな。
もしかしたら、候補地がいくつかあった中で、自ら選んだのかもしれない。
afgan3.jpg
この本の中のような世界にいる、子供たちのことが心配で。
たとえ自分がアレルギーで食べられるものがないかもしれなくても。

afgan2.jpg

ちなみに、写真でわかるアフガニスタンの情勢についてのブログがありました。
URLはこちら
gphoto.jpg

本、読みました、アフガンのこと、知りました。
でも、それだけじゃダメ、なんですよね。
今もまだ悪夢は続いているのですから・・・・。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    



 

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わ!日本の絶版になってたんですか?!なんでー?!アメリカでは未だに本屋でベストセラーになってましたよ。
日本だとアフガニスタンの話だというだけで敬遠されるところがあるのでしょうか。私も読む前は暗そうで嫌だったんですよ。まっちるさんが素敵に紹介し直してくださってうれしいです。
君のためなら…は「For you a thousand times over」です。

2007.09.25 21:57 URL | newclayadorer(NCA) #- [ 編集 ]

>NCAさん、
For you a thousand times over.
うわあ、すてきな言葉ですねー!ありがとうございました!!
日本の関心のなさも問題ですけど(関心ないっていうより、知らないんですよね、きっと)、でも、アメリカではベストセラーリストに上がってるほど関心高かったのに、ユニセフの活動、ってなるとあんまりニュースバリューがないってこと・・・?それでClayは怒ってましたよね。難しいですねえ。とはいえ、ボスニア紛争の時の「戦争広告代理店」みたいな関心の寄せられ方するのもいやですけど。

2007.09.25 22:20 URL | まっちる #XJDb9JHA [ 編集 ]

そうそう!私も買おうと思ってAmazon探したら無かったんですよ!
ライブドア?まだありますかねぇ…読んでみたいなぁ。私に読めるかなぁ…。
で、今ライブドアのサイトで発見しました!買おうかな…でも文庫が出るならそれでもいいかな…。どうしよう!?
そのうちここでも絶版ってなったら…ううん('・c_・` ;)
真実を知ることってとっても大事ですよね。私、無知だからアフガニスタンのこと何にも知らないですもん。やっぱり買うべき!?
でも、かなり出費がかさむ今日この頃なんですよね(´;ω;`)

2007.09.26 01:01 URL | うらばん #SFo5/nok [ 編集 ]

私も買ってみようと思ってたんです。
普段本なんて読まないのに、急に読みたくなってしまって。ちょっと前にアマゾン見たときはあったのに・・・じゃぁ街の本屋にはなお更ないですよね・・。ないと聞くともの凄く読みたくなってきてしまいますね(笑)読書の秋です!(??笑)

2007.09.26 01:10 URL | YOU #XcwjeAq2 [ 編集 ]

>うらばんさん、
読みやすかったですよ。読んでて頭の中に映像が浮かぶくらい、すごく美しい表現も多いし。切ないし、悲しいし、最初電車の中で読んでたんですけど、泣きそうになって困りました。
Clayが多分、共感しただろうな、と思っちゃう部分も結構見受けられました。主人公とお父さんとの関係とか、少年だった頃の主人公の心情とか。。。かなり自分勝手な妄想ですが(笑)
多分文庫化されるとは思いますし、それから読んでもいいとは思いますけど、映画を見る前に読んどく方がいいと思うなあ。

2007.09.26 01:11 URL | まっちる #XJDb9JHA [ 編集 ]

>YOUさん、
私、Clayを好きになる前は「本の虫」だったんですけど、Clayを知ってからはなんとこれが自分から読んだ2冊目の本ですたしか。
そうそう、秋だし、Clayの新しい情報がない今こそ、芸術や文化に触れるチャンスですよ!
あ、でも宿題ある人はそっちからやらないとv-8

2007.09.26 01:15 URL | まっちる #XJDb9JHA [ 編集 ]

クレイのみならずNCAさんとまっちるさんもお勧めとなると俄然読んでみたくなりました。ライブドアで購入してもいいけど近頃本に大枚はたくこともなくなってしまったので映画公開に合わせて文庫本発売になるのを期待して待つかな・・・。
私も以前はまっちるさん同様本の虫でしたが、クレイにかまけて全然読まなくなりました。本棚には買ったはいいけど未読の本が山のようにあるんですよ~(^^;)老眼始まっちゃったから本読むのもちょいと辛い今日この頃です。

2007.09.26 03:49 URL | kotobuki #IhcT.W1A [ 編集 ]

今日図書館でさっそく借りました!!けっこうずっしりしてて全部読めるか不安ですが…v-356まっちるさんは本の虫ですか!私はなかなか読めません…(※文学部v-403e-263)でも、これを機にハマれたらいいなあ、と思います。映画の予告編、おもしろそうですね!

2007.09.26 22:05 URL | notti #- [ 編集 ]

>kotobukiさん、
老眼?もうそんな年ですわたしたち???
私は電車の中で読むことが多いので、ものすごい乱視になってしまいました。
文庫になったらぜひ読んでみて~。

>nottiさん、
そう、私も図書館で・・と思ったら、田舎のせいか、ありませんで。でも、読んだら自分で持っててもいい本かなって。
nottiさん学科は?私は英米文学科でした。児童文学の有名な先生がいらっしゃいますね。彼のゼミでした。この話読んでその先生の授業に使われそうだなと思いましたよ。
読んだら感想きかせてくださいね♪

2007.09.27 08:25 URL | まっちる #XJDb9JHA [ 編集 ]

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君のためなら
どっこいしょ!! って言っても何も分からないですよね(笑) ずっと前にYouTubeで見た「クレヨンしんちゃん」で出てくるんです。なんだか印象...

2008.02.09 01:15 | うらばんの思考

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