いつだってCと。

頭の中を占める、いろんなことがらの『しまい場所』、もしくは『虫干しの場所』。 現在、ほとんどの回線がCLAYにつながっております…。

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自伝であるとともに彼の想いや心がけていることなどが綴られたこの本は、
彼に関するいろんなことを知る手がかりがつまった宝庫でもあります。
すでに何度か読み終わった今でも、ときどきランダムに拾い読みしていますが、
そのたびに新しい発見があるので飽きないんですよね。
今回はClayのミュージックビデオについて「へえ」と思ったこと。
 

自分の行動が大勢の観衆に影響を及ぼすことをClayが初めて自覚したのは、
ある女性と出会い、彼女の話を聞いたときのことでした。
彼女は若い頃体重が250ポンド(約113キロ)あり、そんな自分がずっと大嫌いだったそうです。
だから、「Invisibel」でClayがステージである女性に歌いかけるのを見たことは、
彼女にとってとても大きな意味のあることでした。
Invisible.jpg



「もっと若いころにこのビデオを見られたらよかったのに。
そうすれば、私はあの苦痛に満ちた日々から救われてたと思う。
(だから)ほかの太った女の子もこのビデオを見て、気づいてくれたらって思うのよ。
針金みたいなモデルみたいにならなければって思う必要はないってことに。
自分を嫌いになる必要はないってことに」
この女性に会い、「Invisible」のビデオが彼女の人生に大きな影響を与えたことを知り、
Clayは自分がするべきことに、新たな意味を見出したようです。
 

そこで、次のビデオ「The Way」ではそれを実践しようとしました。
プロデューサーに、「このビデオには、ごく日常にいる人々を出演させたい」と申し出たのです。
雑貨店で買い物をする、今でも仲の良い老夫婦、
きれいな女の子たちと一緒にいる変わり者(geeky)の男の子たち、
ぽっちゃりした女の子たちに田舎の青年たち。
ごく普通のカップルが愛し合う姿(セクシャルな意味ではなく!)を表現したくて、
上記のような、かなり具体的なキャスティングまで考えたとか。
結局Clayの希望はほとんどかなえられなかったようですが、
ただ一組だけ、プールバーで思いを寄せているきれいな女の子とビリヤードをする青年だけは、
Clayがイメージした姿に合っていました。

「今でもこのビデオを見ると、このカップルがいてくれてよかったと思う。
あのシーンでの彼と彼女はとてもほほえましく、リアルで、本当に恋に落ちているように見える。
あの青年は僕だ。だから共感できるんだ。
僕にははみ出してしまったと感じている人たちの気持ちが理解できる。
そしてもしかしたら他の若者がこのビデオを見て、こう思ってくれるかもしれない。
『あいつは完璧じゃない。でもなんにせよ、あんな娘と付き合えるんだな』って」
20070603021017.jpg


どちらもファンにはもうおなじみのビデオですが、
念のため、映像はこちら(SONY BMG)
http://www.sonybmg.com/musicbox/video/clayaiken/?bcpid=174354108&bclid=174310240&bctid=5743557

ところで、「Invisible」の前に、実はファーストビデオが存在していました。
「This Is The Night」です。




これはClayの希望で「お蔵入り」となったそうです。
え?ちゃんと見れるじゃないかって?
あれは意図せずインターネットに流出してしまった映像なんだそうです。
だからMTVやBMGのサイトなど公的なところでは紹介されないんですね。
おかげで私たちはステキなClayの別の顔が見られ幸せってもんですが、
そんな代物を流出させたままにしてるのって、一体・・・?とも思ったりして。


このビデオ収録時のエピソードもLTSにあります。
「そこには、僕が何を着てどこに立ち、何をするか、
僕の髪をいじくりまわしながら指示してくる撮影スタッフのチームがいた。
僕らしさはほとんど考慮されなかった。だからとても居心地が悪かった。
自分では全くコントロールができなかったからだ」
 

たしかに他の2本にくらべ、Clayのイメージが全く違いますね。
個人的にはこれもClayのワイルドな面が見られたような気がして好きなんですけど。
この路線のまま行ってたら、彼は「セックスシンボル」として、
ますます定着していったことだろうな、と思います。だからこそ、本当のClayにとっては、
少なくとも自覚する範囲ではこんな姿「ありえない!!」って感じだったのかもしれない。
たしかに、「女の子が熱狂しそうな男の子」を演ずるってのは、
Clayのパーソナリティにはなさそうだもんねえ。

でも。ビデオにここまで想いを投入しちゃうと、1本作るのもすごく大変だろうな。
もう、自分で演出・監督しなきゃ無理かも。
だから最近のビデオはスタジオで歌ってるものが多いのかな。
Clayの魅力だけが100%見れるこれも全然OKなんだけどね。

ATD.jpg

walmart.jpg

 

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Learning To Sing 

2007.05.02 08:54

LTS.jpg
Clayは2004年に本を出しています。「Learning To Sing」というタイトルです。
でも歌を教える本じゃないです。

生い立ちのこと。家族のこと。
いじめられっこだった子供時代から、歌を歌い始めたきっかけ、
アイドルとして活動し始めてから起こったさまざまなことに、どう感じ、今までどうしてきたか、
そんなことが書いてあります。

かなり感動ものの自叙伝です。
涙で読めなくなっちゃうようなエピソードがいくつもあって、
電車の中でこらえたことが何度あったことか。

そのひとつに、義理のお父さんとの確執についてのエピソードがあります。
Clayのお母さんは彼が7歳の時に再婚しているんですが、
もとからぎこちなかった義父との関係は、
弟が生まれてどんどん悪化の一途をたどったようです。
義父の接し方は、当時のClayには、
他の兄弟達とは明らかに違うという差別感だったり、
時には悪意に満ちているようにすら感じられたようです。


I wanted to have a relationship with him, only I didn’t know how.
(「Learning To Sing」より)
(父とはいい関係を築きたかった。ただ、どうすればいいのかわからなかったんだ)


Clayton at his teenage.

実の父親の愛情を得られずに育ったClayは、
自分を「自慢の息子」と呼んでくれるような、本当の意味での「父親」の存在を欲していました。
だから理解できないほどの仕打ちに傷つき、怒りを覚えながらもこう思い続けていたのです。

この関係は、病気で義父に死期が近づいたことによって、徐々に形を変えていきます。
これまでのことはすべて忘れ、やり直したい。
でも、拒絶されることを恐れて、お互い最後のところでどうしても歩み寄れない。
そのあたりの彼の心の動きは読んでいると本当に切ないです。

I was afraid he would reject me.
I kept thinking there would be more time. One more day.
And then he died.(同じく「LTS」より)
(拒絶されるのが怖かった。だからずっと先延ばしにしていた。あと一日だけ、と。
でもそうするうちに、父は死んでしまった)

このあたりのエピソードは、自分自身の経験にも重なるところがあり、
読むたびに心がちくりとします。
いえ、死別した家族がいるわけではないんですが、
近しかった人との確執という部分で、自分にも後悔することがあって。

ksh127kd6.jpg

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