いつだってCと。

頭の中を占める、いろんなことがらの『しまい場所』、もしくは『虫干しの場所』。 現在、ほとんどの回線がCLAYにつながっております…。

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Milk official site


オフィシャルサイトはこちら。


劇場を出た時、すぐ後ろの人たちが言ってました。
「いや~、ホントそっくりだったな…」

はい。まるで本人が乗り移ったかのようでした
(私は実際見たことはないんですけどね)。

Sean-Harvey Milk


同性愛者であることを公言しながら、サンフランシスコで初めて議員となり、
ローカルだけでなく、全国的にゲイの公民権を守るために戦った、
実在の人物ハーベイ・ミルクを描いた映画です。
この演技でショーン・ペンは、アカデミー主演男優賞をとりました。

Harvey Milk
victory


ショーンのことはね、デビューした時に見て惚れて同じ映画15回見て、
それ以来のファンです。
当時はとにかく彼に会いたくて(あれ?)、
彼の言ってることを理解したくて(あれれ?)
一生懸命英語の勉強したものでした
(同じことを誰かの時にも言ったような・・・)。

070426clay-right.jpg2-0305duringAI.jpg











彼の演技を見てると、2通りの印象があります。
まるでショーン本人がこの映画に出ているようだ、と思えるときと、
全くの別人のようだ、と思えるとき。

Sean mystic river


この映画の前にアカデミー賞をとった「ミスティック・リバー」では、
タフガイな彼がほんとに娘を失って泣きじゃくってるような気がして
抱きしめてあげたくなったし、
ニコール・キッドマンと共演した「インタープリター」では、
内に秘めた激情を抑え、敵に冷静に立ち向かう姿に
「そうよ、この熱くてクールで知的な感じがショーンなのよ」
としびれたもんでした。

Sean Interpretor



このMILKはあまりにも実際のMilk氏とそっくりで、
物腰は柔らかいしちょっと弱々しげだし、
冒頭から恋人(男性)とのラブシーンだしで、
そういう感じではなかったな。
かつて共演した俳優が、「実際に憎まれてるような気さえした」
というくらい、撮影中はカメラが回ってないところでも
役になりきってしまい、性格や嗜好まで変わっちゃうらしい。
それってすごいですね。自分自身も、一緒にいる人も疲れそうです。


惚れた当時は会いたいなあ・・・と思ってましたが、
彼のことを知れば知るほど「近くにいるのは怖そうだなあ・・・」になり、
今ではとにかく彼の演技や監督する映画を見て、
ずっとファンでいよう、というところで落ち着いています。


でもなあ。今でもデビュー作の知的で優しい彼には
ぼうっとなっちゃうんだよなあ・・・。



ところで私が初めて見たゲイを題材にした映画は、
「クルージング」でした。
アル・パチーノ演じるストレートの刑事が、
殺人事件の囮捜査でNY(クリストファーSt.)のゲイコミュニティに潜入し、
彼らと接触しているうちに、自らも暴力的な魅力に取り込まれてしまう…
みたいな内容だったと思います。

監督(ウィリアム・フリードキン)の色なんでしょうか、
ゲイがあまりにも特殊な描かれ方をしていて、
あれでは誤った(偏った)見方がされちゃったんじゃないかなあ…。
実際私も当時はそんな風に感じてた気がする。
まあ、ああいう危ない世界があるってのもわかりますけどね。

本来のゲイの人たちってもっと自然で、
「MILK」に出てくるような、ごく普通の人たちですよね。
当時はまだ世間の風当たりが相当強かった頃ですが、
NYで“クローゼット”に隠れていたMilkと恋人は、
サンフランシスコにやってきてからは、
堂々と手をつないで歩き、往来でキスをします。

私にとってはゲイだろうがストレートだろうが、
公共の場でそんなことする自体がこっ恥ずかしい行為なので、
「ひゃ~・・・」って感じですけどね。


ちなみにMilkの恋人役で出ている、ディエゴ・ルナという俳優も
私のお気に入り。
ほかには「ダーティ・ダンシング2」「ターミナル」などに出ている、
メキシコ人です。


Diego Luna




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スラムドッグ・ミリオネア


見てきました。
週末で、さすがに混んでて、席は前の方。
色彩も画面の動きも激しい映画で、頭がくらくらしました。
オフィシャル・サイトはこちら


日本でもおなじみのクイズ番組「クイズ・ミリオネア」
そのインド版に出場し、あと一問で全問正解! というところまできた、
スラム街出身の学歴も何もない少年の話です。
なぜ彼は、すべての問題の答えを知っていたのか。

それは貧しく、厳しい生活の中で味わった、
さまざまな経験や思いから得られた答えだったのです。。。

と、いうようなところまではオフィシャル・サイトにも出ています。

話自体には特別難しいところも、ひねりもありません。
ほんと、そのまんま、想像どおりのはこびです。

でも、この映画を見なければ想像もできなかった、
インドの貧しい地域の景色や、生活がありました。

とにかく、物事ちょっと思い通りにならないくらいで、
「生きにくいね、この世の中って」なんて、
安全な部屋の中で、ふかふかのお布団にもぐってつぶやける立場の、
一体どこが不幸なんだ?とわが身を振り返って恥ずかしくなっちゃうくらいの、
ものすごい底辺の生活ぶり。

毎日の食も欠けるとか、学校で学ぶこともできないとかだけでなく、
さらに追い討ちをかけるように、まだ10にもならない子どもたちが、
いやおうなしに歩くことになる、人生の悲惨さに圧倒されてしまいました。

でも。
強いんですよね、そういう境遇でも。
彼らは彼らなりにしたたかに、ひたすらに生きていくんです。
私だったら、多分1日もたないよ。


この映画、舞台もインドだし、出演者も全員インド人なので、
てっきりインド映画かと思ってましたが、
実は監督はイギリスの人でした。
他にも「トレイン・スポッティング」とか、「ザ・ビーチ」「28日後・・・」など、
印象深い映画を撮ってるダニー・ボイルという監督です。
「ザ・ビーチ」は暗いけど好きだった。

さらに、主人公の少年はイギリス在住の俳優だし、
相手役の少女もあの有名モデルエージェンシーのインドブランチ「エリート・インド」
に在籍している売れっ子のモデルなんだそうで、
なるほど、よく見ればインド映画ではちょっと見たことないくらい洗練された、
とっても見目麗しいカップルなのでした。


ところで、日本の「クイズ・ミリオネア」といえば、
イヤになってチャンネル回したくなっちゃう位の司会者の「ため」が有名ですが、
インド版にもちょっとそれあるかも。
あれは要らんよねえ。オリジナルのイギリス版は割とあっさりしたものらしいです。

それと、映画のラストでやるあれ。
私がインド映画だと思った最大の理由である、
思い切り引いてしまった「あれ」。

あれも要らんと思うが・・・・どうだろうか。
気になる人は是非見に行きましょう。
TVで放映される時には、絶対カットされると思います。

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